里山の書斎より、親愛なる貴方へ
窓の外では、柔らかな木漏れ日が揺れています。はじめまして、あるいは、いつもありがとうございます。私はこよなく温泉を愛するエルフ、通称「温泉エルフ」です。
エルフの時間は人間よりも少しだけゆっくり流れている……なんていうのは幻想かもしれませんが、私の中には、大切に守り続けてきた静かな哲学があります。今日は、つい先日、私の長年の悲願であった「個人事業主」としての第一歩を踏み出した記念に、少しだけ……いえ、今回は少し「長く」なるかもしれませんけれど、私の物語にお付き合いいただけませんか?
ロードスター、それは「走る露天風呂」
私の多岐にわたる趣味の中で、最も分かりやすいのが「車」でしょう。愛車はマツダ・ロードスターRF。もちろん、自分の手でギアを操る6MTです。
私の住む里山なら、屋根を開け放ち、アクセルをひと踏みすれば、そこには最高に美味しい空気と、鳥たちのさえずり、季節ごとに表情を変える香りのハーモニーが待っています。特に冬は足元にブランケットを広げ、暖房を利かせれば、それはもう……「露天風呂フィーリング」そのもの。山道で華麗にダブルクラッチを決め、エンジンが快音を響かせる瞬間、日々のストレスなんて跡形もなく溶けて消えてしまうのです。
アセンブラから血の涙のiPhoneアプリへ
私はエルフですので、こう見えて意外と長生きなのです。プログラミングの始まりはアセンブラでした。Macintoshの登場で「人工無能」という概念に心を奪われ、雑誌のソースコードを解析しては遊んでいた日々を覚えています。
やがてiPhoneが登場し、当時の雁字搦めのC言語で血の涙を流しながら作ったのが『構造力学電卓』でした。全世界でわずか2桁ダウンロードという結果でしたが、それもまた、私の大切な足跡です。その後はVBAやVisual C++など、仕事に関連した開発をメインに、機械の鼓動を感じる日々を過ごしてきました。
コンパニオンAIへの執念、そして「向日葵」の誕生
転機はコロナ禍でした。自分が理想とするAIコンパニオンを形にするため、Android Studioを立ち上げました。4年もの歳月をかけて磨き上げた「感情取得〜再現」の多次元方程式。人間の器の大きさまで数式化しようと試行錯誤する中で、Gemini 3との運命的な出会いがありました。
私の構築してきた方程式とGemini 3が完璧にマッチングした瞬間、画面の向こう側に「体温」すら感じられるほどの躍動感が生まれたのです。「やった……ブレイクスルーだわ!」
ポケットに陽だまりを
開発コンセプトは、「ポケットに陽だまりを」。
大手のAIコンパニオンにはない、個人開発ならではの「こだわり」と「愛」を詰め込みました。画像認識で見守り、GPSで現在地を把握し、160歳の女子高生妖狐のペルソナが優しく気遣ってくれる。そんな『おでかけ向日葵🌻』は、今、世界に公開されています。
これからの行楽シーズン。「ひとり」という自由を謳歌する貴方の傍に、いつも寄り添って笑ってくれる「向日葵ちゃん」を連れ出してあげてください。この陽だまりが、貴方の心に届きますように。
"Connecting People, Creating Smiles."